令和3年1月16日(土)31名の出席のもと第3回暁雨館大学が開催されました。
今回講師にお迎えしたのは愛媛県総合科学博物館学芸員の山根勝枝さん。
はじめに、山根さんが当地域の地形を写した上空写真をスクリーンに投影し、
「気づいたことや思ったことをみんなで考えましょう。」と提案。
「中央構造線のラインが見える」
「山の尾根の形が気になる」
「昔はこのあたりから化石がとれた」
受講生のみなさんが自由に発言され、山根さんがその発言をもとに
このあたりに見られる地形や断層について詳しく解説されました。
山根さんによると、当地域はいくつかの断層の存在によって生まれた
特徴的な地形を確認することができる、とても面白い場所なのだとか。
受講生のみなさんも、普段見慣れているふるさとの山並みや景色が
紹介され、興味津々。
地形や地質のお話、そして、宇摩地域の生い立ちは約1億年前にまで遡るという
結論にたどり着き、ふるさとの大地の長い歴史とその地形の面白さをみんなで
学んだ講義となりました。貴重で楽しいお話を本当にありがとうございました。