8月のある日、2階のおはなしコーナーで、ほのぼのとする光景に出会いました。
まだ、小さなお姉ちゃんが、お母さんに抱かれている赤ちゃんに、なんと絵本の読み聞かせをしているのです。
何度も何度も、「いない いない ばあ!」と、かわいい声が聞こえてきました。
きっと、赤ちゃんも本が大好きな子になるよ…。
そして、閉館前の学習コーナーでは・・・。
学習コーナーで黙々と勉強をしていた男の子が、荷物を片付け始めました。
自分の勉強道具をしまい終えると、今度は机の上の消しゴムのかすを手で集め、
持ち帰ろうとしています。カウンターのごみ箱を差し出して声をかけると、
「ありがとうございます。」とおじぎをして、「明日も来たいです。」と
笑顔で帰っていきました。
図書館で働く私たちにとって、こんなすてきなひとこまが一服の清涼剤となり
元気をもらっています。