お話ししてきました!

6月10日、年に一度の「尾藤二洲顕彰会定期総会」が川之江文化センターで開催され、総会後の講演会で石川学芸員が講話をしました。演題は「尾藤二洲伝ができるまで~漢学者・白木豊 最後の仕事~」。昭和54年に発刊された尾藤二洲に関する学術書『尾藤二洲伝』を題材に、82歳で執筆の依頼を受けた漢学者・白木豊(四国中央市土居町出身)が二洲伝を世に出すまでの経緯などを、豊の生い立ちや人柄を交えて紹介しました。

 

 

参加者の方からは、「もっと早くに執筆を開始できていたならどんな伝記になっていただろうか」といった感想や、「当時国語の先生だった白木先生に女学生だった自分の母がお世話になった」といった思い出話なども聞かれました。

 

学問と真摯に向きあい、最後まで力を尽くして二洲伝を執筆した白木豊。その生き方について、参加者のみなさんと思いを共有しあった1時間となりました。このような機会をいただき、本当にありがとうございました。

 

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