8月17日(金)に第3回暁雨館大学が行われました。今回は、本館の石川学芸員が「近藤篤山の生涯とその生き方を学ぶ」と題して講義を行いました。内容は3部構成で、第1部が「近藤篤山の生涯」、第2部が「篤山教育を象徴する二つの教え」、第3部が「篤山漢詩」(生涯回想の詩)でした。特に「篤山漢詩」は、篤山が生涯を回想し、我が身と一家の安楽の所以を二人の息子に示し、忘れることのないように戒めたものです。その篤山漢詩の実物をお借りし、受講生の皆さんにお見せすることが出来ました。講義が終わると、皆さんが篤山漢詩の所に行かれて話が弾んでいる姿を見ると、本物のもつ魅力のすばらしさを実感しました。