1月16日（水）午後、三人のお客さんが来られたので、学芸員が声をかけると、一枚の写真にまつわる素敵なお話を聞くことができたので紹介したいと思います。三人の方は親子で、「ふるさと写真展」の新聞記事を見られて、ある一枚の写真を見るためにわざわざ松山からおいでたそうです。その一枚というのは、三島駅前にあった東映映画館の写真です。なんとその方は、写真に写っている東映映画館の電飾を担当されたそうで、新聞記事の写真を見て、奥さんと娘さんと一緒においでたそうです。そして、当時の東映映画館の昼間と夜撮影した写真も1枚ずつ持って来てくださっていました。その写真を見ながら当時のことを振り返っていました。そして、その写真に解説をつけて東映映画館の写真の横に貼らせてもらっています。お客さんのご協力やご好意で写真展の内容がどんどん充実していっています。まさにお客さんと「ともに創る」写真展になっています。とてもうれしいです。ありがとうございます。
