先日、ある方から郷土の画人で、「南画の雄」と言われた三好藍石氏(1838~1923)の絵(掛軸)を見せてほしいという申し出があり、作品を壁に掛けてみたところ、その絵の何とも言えない魅力に魅了されてしまいました。そこで、ぜひ、たくさんの方に見ていただきたいという思いがこみ上げてきて、急遽ミニ展示会(期間:6月30日まで)を行うことになりました。展示してある作品は、二点で一点が、1893年にシカゴで行われたコロンブスを記念した世界大博覧会に出品した「寒霞渓秋景之図」(幅175cmの大作)もう一点が、天皇御大典の時に天覧の栄に浴した「一品当朝之図」です。ぜひ、ご来館いただき作品をご堪能ください。
簡単なキャプションを用意しています。・幅175cmの掛軸「寒霞渓秋景之図」・天覧の栄に浴した「一品当朝之図」