12月12日(土)に新居浜市内県立学校人権委員会現地研修会で高校生や先生方が
ご来館されました。「いのちと人権について学ぶ旅」と書かれた冊子の中には、
「差別の解消や人類平和のために頑張った安藤正楽さんの行動や思いを現地を訪
れて学びます。」とありました。初めに、石川学芸員が安藤正楽の反差別、反戦
についての足跡を中心に話し、続いて、三宅学芸員が現在開催されている安藤正
楽の企画展と暁雨館が行っているシトラスリボン運動について説明しました。高
校生たちはとても真剣なまなざしで、時にはメモを取りながら熱心に聞いていま
した。その後、高校生たちは班活動でテーマを決めて話し合っていました。そし
て、研修の最後は「顔の無い紀念碑」がある八坂神社の見学に向いました。そん
な高校生の姿に若い力が反差別、反戦のバトンをしっかり受け継いでくれている
ことを実感しました。頼もしい限りです。