現在、暁雨館では「暁雨館ひなまつり」と題して、所蔵しているひなまつり関係の資料を2月19日(土)から展示しております。展示しているのは
1 押絵雛:押絵の技法で作られた「押絵雛」を宮中が描かれた掛け軸に取り付けて飾る雛飾りです。
2 安藤正楽の雛の図:正楽と与謝野鉄幹・晶子は親交があり、この資料は正楽が雛の絵を描いた作品に、鉄幹・晶子夫妻が賛(詩)を書いたものです。
3 親王飾りのおひなさま:男雛と女雛の二人だけを飾る飾り方を「親王飾り」といいます。
4 安藤正楽の雛人形:正楽が当時、生活が不安定だった農家の副業になることを期待して「小富士人形」という工芸品を作りました。当資料はその小富士人形のうち雛人形として作られたものです。
今とは少し趣の違った雛人形をご覧になってみませんか。お待ちしております。