昨日(4/22)、暁雨館大学「やまじ風が吹くとき・・・」が開催されました。講師は気象予報士の髙橋芳清さんです。日本三大局地風と言われるやまじ風とはどういう風なのか、どうしてこの四国中央市に吹くのか、図や表を用いた分かりやすい髙橋さんの解説に、36名の受講生のみなさんは‟うんうん”と集中して聞いておられました。
ときに、台風を上回るほどの強風をもたらすやまじ風に悩まされることもありますが、比較的強風に強いサトイモ栽培が当地で広まったり、やまじ風の被害軽減をお祈りする「風穴祭」が行われたりするなど、四国中央市の文化の一部となって知られています。また、そこに当地の先人たちの知恵や祈りを感じます。これまでも、これからも当地を吹き抜ける「やまじ風」とどう暮らしていくのかを考えさせられるような、貴重なお話でした。
最後、たくさん、受講生のみなさんからご質問・ご感想をいただきました。この度の暁雨館大学を通して、地域のことをもっと知りたい!と思っていただけたようで、当館としてもとても嬉しかったです。講師の髙橋さん、そして一緒に学んでくださった受講生のみなさん、ありがとうございました!