川原信夫先生講演会
11月25日(土)、NPO法人紙のまち図書館の事業として、高知県立牧野植物園園長の川原信夫先生を講師に
お招きし、「身近な薬用植物~牧野植物園の紹介~」と題した講演会を開催しました。
前半は、高知の風土や牧野富太郎博士のエピソードも交えながら、同植物園の紹介と取組に関するお話をして
くださいました。後半は、漢方薬・民間薬・薬用植物、そして有毒植物についてお話しをしてくださり、
約90分の講演時間があっという間に過ぎていきました。
終始和やかな雰囲気の中、参加した方々は先生のお話に熱心に耳を傾け、頷きながらメモを取るなどされていました。
私たちの身近にある植物の中にも、実は薬用植物が数多くあることを知り、身近でありながら知らないことだらけの
奥深い薬用植物の世界を垣間見ることができました。
講演会参加者からは、「植物園のバーチャルツアーでは、新しい視点で植物を見るヒントがあった。」「牧野植物園が
研究にも熱心に取り組んでいることが分かった。」「薬用植物や漢方薬について知らなかったことがたくさんあり、
ためになった。」などの声をいただきました。
ユーモアあり、豊富な知識ありの川原先生のお話を聞いて、改めて牧野植物園を訪れたくなった方も多かったようです。
本当に、心豊かな時間を過ごすことができました。