『気になる、この資料』7月の展示

学芸員がおススメする資料を月替わりでご紹介する『気になる、この資料』ですが、

7月の展示が本日7月6日(土)よりスタートしました。

 

今回の展示は、市指定文化財の「三島村古地図」です。

三島村(現在の紙屋町、朝日地区、宮川地区、中央地区、金子地区)は、江戸時代の元禄11年

(1698)に今治藩領となりましたが、当古地図は三島村が今治藩領となって以降に製作された

ものとみられます。

 

当古地図は全4枚からなり、最も大きいもので縦横約3m弱、小さいものでも縦横約2m弱あります。

大型資料であることや資料保存の観点から通常では実物資料の展示が難しいため、今回はプロジェクター

を使って壁面に原寸サイズで投影してご紹介します。

 

当時の地域の様子が分かるとともに、過去から現在までの移り変わりやつながりを実感できる貴重な資料です。

ぜひ、この機会に歴史考古博物館-高原ミュージアム-へ足をお運びください。

 

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